宿命

今、発売中のオリスタ。
編集者さんのブログに今回、表紙にＳＭＡＰが決まった経緯が書いてありました。

Ｍａｃｈｉｎｇ　Ｊを編集者さんたちが、交代で取材に行ったそう。
その時のＳＭＡＰの姿を見て全員がこの合併号の表紙をお願いしようと思ったそうです。
無理を承知でＭａｃｈｉｎｇ　Ｊの次の日にオファーしたとか。

ジャニーズ後輩くんたちや、そのファンの方たちからもあの場所での雰囲気作りやトークなどお褒めのことばをもらってうれしかったけれど、雑誌取材の方たちからの評価もとてもうれしいことです。



うちの近くに芸術文化センターという、大中小３つのホールを持った音響のすばらしい劇場があります。
阪神淡路大震災の復興のシンボルとして、佐渡裕さんがプロデュースして出来た劇場です。
前に書いたことがあるかも・・・


会員になっているので毎月何ヶ月か先の公演を先行予約できるようにいっぱい公演のちらしが送られてきます。
一昨年・昨年３月は、イタリアのテノールソリストのコンサートに行きました。今年は来日がないなあと思っていると
１月に届いたチラシの中に「宿命」の文字があるちらしを発見。
早々先行予約をしました。


その公演が、昨日ありました。

実は、昨日はもう一つ行きたいコンサートがありました。
藤澤ノリマサさんのコンサートが大阪であったはず。
藤澤さんは、モダスマの「ひとつだけの愛～アベマリア」を作った方です。
結局、「宿命」を選択。


コンサートは、肩のこらない「ＰＡＣ　ＰＯＰＳ」というもの。
主に映画音楽が中心です。

２部の最初に「宿命」
ピアノは、２００５年にショパンピアノコンクールで入賞した若いピアニストでした。



最初の音が鳴った途端、あの世界に。
秀夫と千代吉が旅するところが思い出され、最後のシーンが浮かぶともうウルウル・・・・・


今日の客席は、年配のご夫婦が多く「宿命」を知らない方が多かったよう。
第一楽章が終わったところで、終わりと勘違いして拍手が起こってしまいました。
仕方ないかな。

曲の合間に司会者が出てきて曲の説明などしました。

「宿命」の後には、ピアニストとのトーク

「この曲は、２００３年にＳＭＡＰの中居正広さん主演の「砂の器」中で中居さんが演奏されました」
に、客席の中から「あ～あ～」との声。
知ってもらっているんだと。

司会者がピアニストに「『砂の器』は、ごらんになりましたか？」

ピ「ドラマの放送のときはポーランドに留学中で知りませんでしたが、友達が貸してくれて最近見ました」と。

司「この曲を知ってからですか？」

ピ「楽譜をもらって練習してからです」

司「いつですか」

ピ「三日前です」

ガガーン
会場は笑でわきました。


三日目には、驚きましたが、それより私はピアニストが見たのがレンタルＤＶＤではなく友達から借りたってことになんだかうれしくなりました。
そのお友達は、自分でドラマオンエア中に録画したのでしょうか？それとも市販のＤＶＤを買ったのでしょうか？
それがとっても気になります。